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橋本愛「メンヘラという言葉が嫌い」

橋本愛「メンヘラという言葉が嫌い」

橋本愛の歌う『木綿のハンカチーフ』に泣いた、という連絡とともに、送られてきたURLをタップすると、THE FIRST TAKEで橋本愛さんが『木綿のハンカチーフ』を歌っている映像だった。

動画 : 橋本愛 – 木綿のハンカチーフ / THE FIRST TAKE

この曲は、1975年に発売された太田裕美さんの4枚目のシングルで、太田さんにとって最大のヒット曲。

僕はまだ生まれていなかったし、リアルタイムでは知らないが、色々な場面で聴いたことがあるほど有名な歌で、数多くのアーティストにカバーされている。

たとえば、椎名林檎さんや、スピッツの草野マサムネさん、最近ではエレカシの宮本浩次さんなども『木綿のハンカチーフ』をカバーしている。

橋本愛さんの歌う『木綿のハンカチーフ』は、一発撮りという緊張感も相まってか、より切実で、繊細さが際立っているような美しさがあった。

歌詞は、都会に旅立った恋人(彼氏)が、どんどんと変わっていく様子を歌っている。

欲しいものは何もないから、変わらないままでいて、と彼女は願い、それでも変わっていく彼に、最後、涙を拭く木綿のハンカチーフを下さい、と願う。

恋人よ 君を忘れて
変わってく ぼくを許して
毎日 愉快に過ごす街角
ぼくは ぼくは帰れない
あなた 最後のわがまま
贈りものを ねだるわ
ねえ 涙拭く
木綿のハンカチーフ下さい
ハンカチーフ下さい

出典 : 太田裕美(作詞 松本隆)『木綿のハンカチーフ』

都会に出て、変わっていく寂しさ、というのは、スマホやSNSが普及した現代でもよく分かる歌詞だなと思う。

ところで、最近、その橋本愛さんがインスタライブをしたときに「メンヘラという言葉が嫌い」という発言をした、という話がツイッターで回ってきた。

雑な「メンヘラ」という言葉が嫌い、と言う橋本愛さん。

僕も子供の頃から長いあいだ病院に通っていたが、僕の子供の頃は、「メンヘラ」という言葉はなかった。

確かに、色々な場所ですぐ使われ、軽さやファッション感覚なニュアンスの他、相手を馬鹿にするような悪口もひっくるめ、相当広く使われているように思う。

どういう文脈で言われた発言か分からないが、もちろん当事者の苦しみや悲しみを否定したものではなく、こういう雑な言葉に対する拒否感だろう。

この橋本愛さんの発言を取り上げたツイートは拡散し、多くの共感を持たれているようだ。

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Ruri
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桜のきれいな町に住んでいるのんびりしたいピエロです。映画と読書、その他、色々と好きです。