細田守監督のおすすめアニメ
先日、『世界一受けたい授業』で、アニメ監督の細田守監督が、自身がおすすめするアニメ作品について紹介していた。
以下が、細田守監督のおすすめのアニメ五作品である。
- 赤毛のアン
- 劇場版 エースをねらえ!
- 機動戦士ガンダム
- 劇場版 銀河鉄道999
- ルパン三世カリオストロの城
細田守監督がアニメ『赤毛のアン』を選んだ理由は、第一話のアンの印象の見せ方。家までたどり着かず、喋り続けるという演出で彼女の印象を表現する。
また、『機動戦士ガンダム』では、ガンダムをロボットではなく乗り物として演出するために、ビニールシートが掛かっているといった繊細な工夫が凝らされている。
その他、『劇場版 銀河鉄道999』では、戦闘シーンの描き方が美しい、というのが新しかった。『ルパン三世カリオストロの城』のカーチェイスのシーンを描いたアニメーターは免許を持っていなかった……etc
細田守監督が、作品のおすすめのポイントを語ってくれた。そして、この全てのアニメ作品が、1979年の作品とのこと。
こうしたアニメ作品に少年時代の細田守監督は影響を受け、アニメの世界を目指すようになる。
細田守監督、小六のときの卒業文集
卒業文集では、小学校六年生ですでに宮崎駿監督やりんたろう監督の「演出」「画面構成」という視点で作品を見て、アニメを作るひとになりたい思ったと自身の夢について綴っている。
ちなみに、細田守監督は、大学生時代、ジブリが『おもひでぽろぽろ』製作の際にスタッフ募集を行っていたことから受験し、不合格だった。
しかし、その不合格の通知と一緒に、宮崎駿監督からの手紙も入っていたそうで、ジブリのなかで作品作りをするよりも、自分の思うように作品をつくるほうが、君には向いている、という風に書いてあったと言う。
