マスクと都市伝説
秋の『やりすぎ都市伝説』の関暁夫さんのコーナーで、マスクやフェイスシールドについて触れられている都市伝説が紹介された。
細かい番組内容は、「ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説」で紹介されたすべての情報が参考になる。
うろ覚えだが、世界が人々をマスク社会に誘導していった結果、マスクやフェイスシールドから、次第に色々な数値や情報が表示されるスマートフェイスマスクを浸透させようとしている、といった内容だったと思う。
スマートマスクというのは、フェイスシールドのような形態で、デジタルツールとして使用でき、相手の情報がわかる。
テレビ東京『やりすぎ都市伝説』
今後、管理社会化が進み、中国の「信用スコア」のように、様々な過去の情報が一元化されるようになれば、こうした情報をスマートフェイスマスクを通して互いに判断できるようになる、ということもあるのかもしれない。
人々の社会的な信用度をスコアとして数値化するシステムが、中国で浸透し始めた。
スコアが上がればローン金利が下がったり病院で優待されるなどのメリットがある反面、信用度が下がれば公共交通機関の利用が制限されるなどの厳しい“罰則”も待っている。
人々の言動が、徹底的に管理され、ポイントの増減が繰り返され、少しでもポイントの高い「正しい人間」を目指す。
そして、「正しい人間」であれば、様々な社会的メリットが享受できる。
逆に、スコアの低い人間は、交通機関が使えなくなるなど、行動範囲が狭まるといった罰則が適用される。
その「信用度」が、デジタルツールとしてのスマートフェイスマスクを通し、相手も見え、「信頼できるかどうか」が一目でわかる。
そういう世界が訪れるのだろうか。
日本でも、マイナンバーカードに学校の成績を紐付け、データとして管理するという話が持ち上がっている。
どこか中国の信用スコアと似ているような気がする。
保険証や運転免許証などとの一体化が予定されている「マイナンバーカード」。
これに、なぜか小中学生の学校の成績までひも付けされる計画が検討されていると判明し、多くの批判の声があがっている。
便利だ、安心だ、というひともいるのかもしれない。
ただ、データが蓄積、管理されていく社会は、正直、窮屈で、相当息苦しいと思う。
ところで、スマートフェイスマスク社会を、都市伝説ではなく実際に進めようとしているのではないかと疑いたくなるような映像がある。
【動画】
違うテレビ局なのに、なぜか全く同じ台詞で、顔面を覆うフェイスシールドが紹介される。
商品の原稿が決まっているのかもしれないが、確かにちょっと不気味に見える。
動画 : これからの世界はどう変わる?!(都市伝説)
