思考メモ

メンクリの意味とは

メンクリの意味とは

Twitterでときおり見かける言葉に、「メンクリ」という用語がある。

メンクリで検索すれば、メンクリに通わなくちゃ、メンクリ案件、今日はメンクリの日、といったつぶやきが数多く見られる。

メンクリとは、メンタルクリニックの略で、心療内科を意味する。

メンクリと精神病院に違いがあるのか、という声もあるが、この辺りの差は微妙で難しい面がある。

ただ、心療内科という意味でメンクリという言葉を使っているなら、心療内科は、ストレスによって引き起こされる身体症状、頭痛や吐き気、倦怠感など、より体の症状にも出ている場合に通うことが多いと言われている。

精神病院のほうが、幻聴や幻覚なども含め、精神症状に重きを置いているようだ。

一昔前からメンヘラという言葉が使われるようになり、最近ではメンクリや、メンブレ(メンタルブレイク)など、略語化することで精神的な不調も気軽に捉えられるようになった。

この気軽に捉え、気軽に通う、ということが、果たしてよいことなのかどうか、という判断も悩ましいものがある。

当事者の苦しみや救いを求める気持ちは当然であり、この気軽さに救われるひともいるかもしれないが、一方でデメリットもある。

メンタルクリニックには、三分診療や薬漬け、薬から抜け出せない離脱症状の問題などがある。

睡眠薬や抗不安薬の服用が長期化すると、患者は処方薬依存に陥る。薬を減らすと体調不良が起こるので、薬をますますやめられなくなる。その先には、薬の影響により作業能力が低下、失業し生活保護の受給を余儀なくされるなど、負の連鎖が待ち受けている。

処方薬依存の被害者は、日本では少なくとも数十万人規模で存在するとみられる。だが国も医療界も実態調査をしようとしない。そればかりか「断薬後の体調不良は薬のせいではない」などと主張し、被害を矮小化しようとしている。被害者が声を上げても無視され、裁判を起こしても現状ではまず勝てない。

出典 : 気がついたら「薬漬け」に、精神医療の深すぎる闇|東洋経済

製薬会社とのスポンサー関係も影響するのか、こういった問題はテレビなどでも扱われることはほとんどない。

この深刻なデメリットを無視し、すでにアメリカでそうなっているように、「キャンディをしゃぶる」かのごとく薬が多用される社会がいいのかどうか(米国人にとって抗うつ剤はキャンディも同然?――日常化する服用)、というのは考えるべき問題だと思う。

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桜のきれいな町に住んでいるピエロです。