雑学

日食なつこと田舎暮らし

日食なつこと田舎暮らし

日食なつこさんは、1991年生まれの岩手県花巻市出身。ピアノの弾き語りと力強い声質が魅力のミュージシャンで、僕は特に『水流のロック』や『Dig』が好きでよく聴いている。

最近、ヨルシカのナブナさんとの対談を読んだ。日食なつこさんは、ナブナさんとこれまで交友関係などはなく、ボカロ時代からのナブナさんの大ファンで、『真夏のダイナソー』制作の際には、当たって砕けろ精神で曲のアレンジをお願いしたと言う。

──そもそもおふたりは、これまで面識や交流があったのですか?

日食なつこ(以下、日食) ないです。

n-buna なかったですね。

日食 もちろん、ヨルシカというかn-bunaさんのことは、前々から存じ上げていて……というか、私はただただファンだったんですけど。n-bunaさんにお願いしたら絶対映えるだろうと思い、面識はなかったんですが、ダメ元というか当たって砕けろ精神で、お願いしたっていう感じです(笑)。

出典 : 対談:日食なつこ × n-buna(ヨルシカ)

この対談で、ちょっと意外だったというか、もちろん繊細だとは思っていたものの、思っていた以上の繊細さで、周りの状況や人の気配などにも影響を受けてしまうほどなので、今は山奥で田舎暮らしをしながら音楽を作っている、ということを知った。

ツイッターを見たら、もともと田舎暮らしの夢があったみたいだ。

山奥の渓谷、電気も通らない山小屋で、犬とひっそり暮らす夢。

自然と表現という宮沢賢治の農民芸術概論綱要を彷彿とさせるような両軸で、きっとちょうどいいバランスを保てているのだろうなと思う。

日食なつこさんが山奥に引っ越したのは2020年の夏頃で、ツイッターでは畑仕事をしている写真も挙げている。

アルバム『アンチ・フリーズ』では、引っ越しのときのことをモチーフに歌詞が書かれた、文字通り『HIKKOSHI』という歌も収録されている。

中古車を買って、それに荷物を詰めて新居に向かう途中に出てきた曲です。途中で車を止めて書き留めて、また走らせながら頭の中で曲をまとめて、それを何度か繰り返して、実際にラジオから台風情報も流れてきたのでそれも歌詞にして。

途中のコンビ二でバターロールとサラダチキンを食べたのも事実で、新居に着いた頃には曲ができていました。これも勢いだけで書いている曲です。

出典 : 日食なつこ コロナ禍の新常識を利用し倒したアルバム『アンチ・フリーズ』を語る

東京よりも、山のなかにいるほうが音楽制作が進むと語っている。

ミュージシャンで言えば元銀杏BOYZのチン中村さん然り、俳優だと松山ケンイチさん然り、表現者と自然、芸術家と田舎暮らしという形も、今後ますます増えていくのだろうなと思う。

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桜のきれいな町に住んでいるピエロです。