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映画『search / サーチ』|感想・レビュー

映画『search/サーチ』|感想・レビュー

たまたまネットで検索していたら遭遇した映画『search/サーチ』。

全編がPC画面上で展開されるという変わった作品にもかかわらず、レビューも高評価で気になったのでAmazonのレンタル配信で視聴した。

この映画は、ジャンルで言えばサスペンスやスリラーで、その舞台背景に、インスタグラムやツイッター、タンブラーなどのSNSや、動画共有サイトなどが活用されている。

普段はあまりこういった映画は観ない(精神が動揺するのは苦手)が、時代が時代だと言うのと、恐怖心を刺激するような作品を欲していたことから、興味本位で鑑賞。

結果としては満足の面白い作品だった。

以下、作品の関係上、ネタバレはほぼなしで簡単な感想を書こうと思う。

最初、画面のなかに画面があるということに慣れず、ちょっと酔ったものの、すぐにその特異な画面構成には慣れた。

妻を亡くした父親が主人公。あるとき、高校生の娘の行方が分からなくなり、その娘を、SNSなどのアカウント情報を頼りに「search」する、という物語。

情報を追いかけていくうちに、自分は娘のことを知っているようで、実は全然知らなかったことに気づく。

ポスターには娘の闇とあるが、個人的にはむしろ父親の闇があらわになっていくような感覚を抱く。

展開もテンポがよく、臨場感があるので、上映時間102分もあっという間に過ぎる(ただし、僕は途中ハラハラして疲れてしまったので休憩を入れた)。

激しい描写もなく、怖い作品というよりは、純粋にエンターテインメントとして楽しむことができるので、スリラーサスペンス系が好きなら、カップルにもおすすめの面白い映画だと思う。

この『search/サーチ』を制作した監督のアニーシュ・チャガンティは、1991年生まれで年齢が29歳と、まだ若手の監督。

過去に短編作品は手がけてきているが、長編映画監督としては、『search/サーチ』がデビュー作品となる。

第二作目は、二〇二〇年公開の『Run』で、こちらもあらすじを読むかぎりサイコスリラーのようだ。

クロエは母ダイアンによって、外界から完全に隔離されて育てられ、生まれてからすべての行動を掌握されている。クロエは、その異様さに気付いていることを母に知られないようにしている。

出典 : Run – 2020 Aneesh Chaganty(原題)

この『Run』の予告編は、日本語版はまだなく、英語版のみとなっている。

アニーシュ・チャガンティ『Run』予告編

作品情報

監督 アニーシュ・チャガンティ
脚本 アニーシュ・チャガンティ
メインキャスト デヴィット・キム(ジョン・チョー)、ヴィック捜査官(デブラ・メッシング)、マーゴット(ミシェル・ラー)
公開 二〇一八年(アメリカ、日本) 上映時間 : 一時間四十二分
製作国 アメリカ

アニーシュ・チャガンティ『search』予告編

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桜のきれいな町に住んでいるピエロです。