思考メモ

別れ話や失恋で泣く男

別れ話や失恋で泣く男

恋人からの別れ話や告白して振られた失恋の際、どちらかと言うと僕は結構泣く。

もちろん、男でも女でも、思いっきり泣きじゃくるひとはいると思うが、ただ、別れの際に男が泣くのはみっともない、格好悪い、という風潮もある。

それでも、僕は、どうしても涙が出る。

涙がぽろりとこぼれる程度ではなく、声をあげて号泣することさえある。

なぜこんなに泣くのだろう、と自分自身で振り返ってみると、もうこれで終わり、ということを、トラウマ的に怖がっている気がする。

もう二度と会えないこと、もう二度と声が聞けないこと、もう二度と抱きしめることができないこと。

その恐怖が、ものすごい勢いで発作的に襲ってくる。

女(男)なんて星の数ほどいるよ、といった言い回しもあるし、実際、それも一理あると思う。その言葉が、励ましになることもある。

でも、やはり、恋人は恋人かぎり、好きなひとは、好きなひとかぎり、もうそのひと以外には絶対存在しないものなので、「もう二度とない」というのは死別に近く、自分自身が半分えぐり取られたように苦しくなる。

相手の前で泣くのが格好悪いというなら、ひとりになったときでもいいので、思いっきり泣いたほうがいいと思う。

音楽や映画、詩などの力を借りても、泣くことで、少しだけ自分のなかの混沌とした悲しみが浄化され、少しだけ、冷静さが取り戻せる。

泣いて、泣き止んで、また泣く、ということを繰り返しながら、ちょっとずつちょっとずつ、痛みが緩和されていく感覚になる。

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桜のきれいな町に住んでいるピエロです。