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既読スルー・未読スルーの心理とは

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既読スルー・未読スルーの心理とは

LINEやインスタグラムのメッセージには、相手が読んだら「既読」マークがつく。

既読とは、文字通り、すでに読んだよ、ということを意味する印で、メッセージを相手が開いたら既読マークがつく仕組みになっている。

この既読マークが、過去の普段のメールなどとの大きな違いの一つとして挙げられる。

そして、この既読マーク登場の結果生じるトラブルが、既読無視、既読スルー問題だ。

既読無視、既読スルーとは、LINEやインスタのDMなどで、既読マークがつき、メッセージを読んでいるのにもかかわらず返信を一向にしない、スルーしている、という行為を意味する。

既読スルーが原因で、中学生や高校生など若者のあいだではトラブルに発展することもある。

メッセージを読んだはずなのに、返信せず無視しているとみなされ、中高生の間でトラブルになるのです。この世代では、LINEにおいては特に早いレスポンスを期待される傾向にあります。

既読が付いた状態で相手を待たせてはならない、返事を早く返さねばならないとの思いに駆られがちで、その強迫観念からスマートフォンを四六時中チェックすることになり、延いてはスマホ依存にも繋がる危険性があるのです。

出典 : 既読スルーでいじめにも発展。後を絶たないLINEの問題点とは?

また、既読スルーに対し、未読スルーという言葉もある。

未読スルーとは、その名の通り、未読のままスルーされている状態を指す。

既読スルーにしても、未読スルーにしても、無視されていることには変わりがないので、傷つくと言えば傷つくものの、どちらかと言うと、未読スルーの場合は、送信側も、「寝てるのかな」「仕事中なのかな」という一応の理由が浮かぶ。

一方、既読スルーは、確かに読んだのに意図的にスルーされていることから、凹む度合いが大きい、というひとも少なくないと思う。

特に、仲のいい友達、気になるひとや好きなひと、彼氏や彼女などに、LINEの既読スルーをされると、いっそうダメージが深くなる。

とは言え、既読スルーをしてしまう理由は、それぞれ違うので、必ずしも嫌われたとは限らない。

ここでは、その既読スルーや未読スルーを行う心理や理由について考えてみたいと思う。

会話が終わったと思っている

一般的な既読スルーの理由としては、相手が「会話が終わったと思っている」場合が挙げられる。

ひとによっては、相手が最後だと落ち着かないという性格のひともいる。なんとなく、向こうで最後だと可哀想だと思って一言、ないしはスタンプを足してみる。

結果、いつもLINEのやりとりが自分で終わる、というひとがいる。

逆に、その辺りが気にならないひとは、割と平然と、黙ってLINEのやりとりを終わらせ、結果的に既読スルーという形になる。

このひとが、誰に対してもこういう形でずばっと既読スルーで終わらせるタイプなら分かるが、もしひとによって態度を変えているようなら、気軽に既読スルーする相手は、どうでもいい、あるいは、恋人同士なら、慣れている、甘えている、といった心理も隠れているかもしれない。

未読スルーの場合は、そもそも読んでいないのだから、会話が終わったと思っている、というのは当てはまらない。

忘れている

既読スルーをしている理由として、「忘れている」というケースは決して少なくないと思われる。

LINEやインスタのメッセージを読んだあと、すぐ返す場合と、いったん保留する場合とある。

その際、すぐ返すから「気になる相手」で、後回しにするから「どうでもいいひと」、というわけでは必ずしもなく、大切にしたいからこそ、いったん返事は考えよう、という場合がある。

気になる女性、気になる男性、あるいは、彼氏、彼女だからこそ、合間の時間でちゃちゃっと返信するのではなく、丁寧に返事を返そうとして、結果的に、既読してから時間が経って返すことになる、という場合もある。

また、そのまま忘れてしまって、結果として既読スルーの形になってしまった、というケースもある。

ただし、既読から時間が経っての返事の文面が適当だったり、繰り返し忘れることが続くようなら、この事例には当てはまらないと言える。

忙しい、疲れている

単純に「忙しい、疲れている」というのも、既読スルーをしてしまう大きな理由として挙げられる。

仕事や勉強で忙しかったり、心身ともに疲れているときは、文字一つでも見るのがしんどく、返事を考えるという余力も残っていないことがある。

これは疲れているときに一人になりたいと思う男性に多く見られるかもしれない。

一方で、女性の場合、ホルモンバランスの影響もあり、生理前など心身ともに不安定な時期がある。こういう時期には、たとえ彼氏であっても、距離を置きたい場合があり、結果として既読スルーになってしまうこともあるだろう。

ただ、疲れているときは、既読無視、既読スルーというよりも、未読スルー、ということも少なくない。

返事を考えること自体が苦手

既読スルーをするひとには、LINEで返事を気軽に返したり、すぐにリアクションが思い浮かぶひとと違って、返事を考えること自体が苦手なひともいる。

LINEの内容が、興味がないものだったり、好きじゃない相手だったり、という場合だけでなく、誰であっても、「文章で返事を考えること」自体が苦手という場合だ。

こういうひとは、特定の誰かに対し、嫌いだから返さない、というより、返すこと自体避けがちな傾向にある。

色々と考えすぎてしまう性格で、ちゃんと返事をしようと考えているうちに、疲れてしまってそのまま返事をしない、という場合もある。

また、逆に言えば、送っている側が、返信しづらいLINEやインスタのメッセージを送っている可能性もある。

スタンプくらい返してよ、と寂しい気持ちになるかもしれないが、「既読」というのがオッケーのスタンプ、というくらいに思ったほうがよいかもしれない。

相手がLINEのようなやりとりが得意か苦手か、というのも考慮に入れ、もし電話のほうがよさそうな場合は、頻繁なLINEよりも、ときどき電話をする、またはLINEは約束程度で、実際に会うことを重視する、といった方法でコミュニケーションを取ったほうがよいだろう。

これは未読スルーの場合も、同じことが言える。

既読すると、早く返さないと、というプレッシャーがかかるので、あえて未読のままにしている可能性もある。

もし、既読スルー、未読スルーをしながら、ツイッターやインスタなどを更新している場合も、(された側は腹が立つかもしれないが)LINEの文字の会話自体が苦手なだけで、独り言のようにつぶやくことはそれほど苦ではないから行なっている、と言える。

返事をしないタイプのひと

考えすぎというより、そもそも失礼で礼儀知らずなひと、返事のようなことを、どうでもいい、面倒だ、と思っているひともいる。

悪気もなく、面倒臭いから返さない、というさばさばしたタイプのひともいる。

これはある程度性格で、誰に対しても似たような感覚で、既読スルーや未読スルーをしているだろうから、「こういうひと」と思っておく以外にない。

また、返事を考えることが苦手なひとの場合と同様、友達や好きなひと、彼氏、彼女の場合には、LINEで交流を図るよりも、電話や直接会う機会を増やすとよいかもしれない。

嫌われた

もちろん、嫌いだからあえて既読スルーや未読スルーをしている場合もある。

ただ、よほど普段の関わりのなかで嫌われるようなことをしたり、LINEやインスタのメッセージを物凄い連続で送り続けている、といったことをしていないかぎりは、嫌いだから既読スルー、というのは直接過ぎて逆に珍しいかもしれない。

悪意を持って既読無視、既読スルーを行うくらい嫌いなら、日常の別のやりとりも避けられるなど、はっきり「あ、嫌われているな」というのが分かると思う。

対処法

もし、好きな男性や女性、彼氏や彼女が、よく既読スルーや未読スルーをするひとなら、どの理由の比率が高いか、関係性や状況というのでも対処法は変わってくる。

忙しかったり、疲れていたり、もとからLINEやメッセージのやりとりを面倒だと思っている場合には、催促すれば、余計に面倒だと思われるので注意が必要だ。

どうしても、という場合には、相手を労うような、返信がなくても不自然ではない終わり方のLINEを送るとよいと思う。

また、思いやるような些細なメッセージを、ときどき送ること自体も悪くない(ただ頻繁に送ると、疲れているときには重い)と思う。素直に出さないだけで、ときおり届く優しい一言が支えになっていることは結構ある。

この辺りは、彼氏や彼女の場合は、ちゃんと質問し、話し合ってお互いに理解を深めていたほうがよいと思う。

忘れやすかったり、考えすぎというのが理由で既読スルーや未読スルーが増えてしまうひとが相手の場合にも、相手との関係性次第だが、直接伝えたり二人のあいだで約束事を決めてもいいと思う。

たとえば、既読スルーだと心配や不安になるから、簡単なスタンプでいいので返してほしい、といった具合に。

好きなひとへのLINEで既読スルーや未読スルーが行われる場合、そもそもこちらに興味がないのか、それとも話題に興味がないのか、探る必要がある。

試しに、向こうが好きそうな話題を振ってみる、映画なら映画、作家なら作家のおすすめを尋ねる、といった方法でLINEをして、それでも既読スルーをされるようなら、いったん諦めたほうがいいかもしれない。

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小さな町に住んでいるピエロです。