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キングオブコント2021のオープニング曲

キングオブコント2021のオープニング曲

キングオブコントの2021年大会を観た。どのコンビ、トリオもレベルが高く、素晴らしい回だったし、個人的に好きだったザ・マミィも高得点で、特に一本目のネタは、笑いあり、人間模様ありのミュージカルで、とてもよかった。

ザ・マミィのネタは、面白いだけでなく、ちょっと人間の悲しみが混じっているのがよい。酒井さんが、胸を抑えながら、「ここに、なにかある」という台詞は名言だと思う。

動画 : ザ・マミィ『この気もちはなんだろう』【キングオブコント2021決勝】【公式】

ザ・マミィの一本目のネタ、「この気持ちはなんだろう」は、公式でもアップされている。

優勝の空気階段も感動した。2019年、空気階段がキングオブコントで最下位になった際に水川かたまりさんが言った、「お笑いのある世界に生まれてきてよかった」から、2021年大会、一回目のネタで最高得点を叩き出したあとに残したコメント、「生まれてきた意味がありますね……」という流れも感慨深いものがある。

動画 : 空気階段のキングオブコントでも披露されたネタ『火事』

審査員の審査も素晴らしく、公正で、コント師が上位を取る大会だったというのもよかった。

単純に「笑い」という面とは違った分析や解説の切り口としては、『空気階段、ザ・マミィ、男性ブランコ「キングオブコント」勝ち残った3組の「意外な共通点」』も深みがあって面白い記事だった。

また、個人的に「かっこいい」と思ったのが、キングオブコント2021のオープニング映像だ。

カフェで、各コンビがネタ合わせをしている映像が、クールな曲に合わせて一分半ほど続く。この映像と曲と演出が、ぐっと引き締めてくれる。

画像 : キングオブコント2021 オープニング

キングオブコント2021のオープニング映像で使用されている曲は、ロックバンドのくるりの曲で、曲名は、『ANARCHY IN THE MUSIKアナーキー・イン・ザ・ムジーク』。元くるりのメンバーのファンファンさんも、驚きのツイートをしていた。

低音でクールながら、ぐうっと盛り上がっていく曲調で、オープニングの映像にぴったり合っていた。

動画 : アナーキー・イン・ザ・ムジーク  ANARCHY IN THE MUSIK

このオープニング動画の製作者は、映画監督の今泉力哉監督。最近では、映画『愛がなんだ』が話題になった監督でもある。

とある映画をモチーフに、と言う通り、このオープニング映像は、どうやらジム・ジャームッシュ監督の『コーヒー&シガレッツ』のオマージュのようだ。

動画 : ジム・ジャームッシュ『コーヒー&シガレッツ』予告編

また、今泉監督のインタビューによれば、細部のリアリティへのこだわりとしてノートやパソコンは芸人さんたち自身の所持品だと言う。

普段ネタ合わせしているときに使っているパソコンやノートなどをお持ちいただいたので、ホントに一瞬、数秒しか映らないですが、リアルな時間が取り込めたと思います。

出典 : 今泉力哉監督『キングオブコント2021』オープニング映像担当 かまいたちとNSC同期

今泉監督は、シナリオを学びたいという理由から、一度大阪NSCに入り、一年間通ったそうで、かまいたちや和牛と同期という変わった経歴を持っている(その後、映画の道に戻る)。

オープニングの映像、くるりの曲、まだ若い審査員たち、そして自由でアイディアに幅のあるネタ。

キングオブコント2021は、M-1とはまた違った真剣勝負の笑いと格好よさがあった。

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桜のきれいな町に住んでいるピエロです。