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千鳥のクセスゴとあらびき団

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千鳥のクセスゴとあらびき団

千鳥がメイン司会の『千鳥のクセがスゴイネタGP(通称『クセスゴ』)』というフジテレビの番組がある。

芸人たちが、普段とは違うクセのスゴイネタを行う、という番組で、たとえば、マヂカルラブリーは、ボキャブラリーの貧困なラップバトルというネタを披露する。

どんなラップも「どんぶり野郎」や「シャケ野郎」で返す、というネタで、主にマジラブの村上さんがボケのラッパーを担当する。

マジラブ画像 : フジテレビ『千鳥のクセがスゴイGP』

この番組の雰囲気を観ながら、懐かしいな、どこかで観たことがあるなと思ったら、昔放送していた『あらびき団』だ、ということに気づいた。

あらびき団は、藤井隆さんと東野幸治さんがメインMCで、2007年から2011年までレギュラー放送していた番組。

一芸を持ったパフォーマーを紹介する番組。番組名のあらびき団とは、「レフト藤井」と「ライト東野」により結成された「サーカス」の名称。そこに集まる粗削りな芸を持つつわものどもを団員と称す。その名のとおり荒挽きな(粗い)芸を披露する出演者が多い。

それ故に番組独自のシュールな雰囲気を持ち、他のお笑い番組とはどこか一線を画している。ただし、お笑い以外の芸や荒削りとは言いがたい完成度の高い芸が披露されることもある。

出典 : 『あらびき団』|Wikipedia

基本的なコンセプトや雰囲気は、『クセスゴ』も『あらびき団』も一緒だと思う。

ただ、違いとしては「時間帯」で、『あらびき団』のほうが深夜放送、かつ、もっと無名だったり、登場する芸人自体が、クセの強い芸人であることも多かった印象がある。

一方の『クセスゴ』は、今すでに人気の芸人も含め、幅広く様々な芸人の「クセがすごいネタ」を披露する。だから、マジラブや霜降り明星やかまいたちなど、今まさに大人気の芸人たちも登場する。

それにしても、二つの番組はよく似ている(ツイッターでは「パクリ」といった声も結構ある)。

製作陣に同じ人がいるのだろうか、と思ったが、吉本のスタッフが関わっている、という以外には、特に被っている人もいないみたいだ。

表立って騒動になっているわけでもないので、許容されているのだろう。企画側の人たちが、もともと『あらびき団』のファンだというのもあるのかもしれない。

ちなみに、『クセスゴ』の制作チームは、『全力!脱力タイムズ』と同じのようだ。

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