雑学全般

世界一小さい島

世界一小さい島

島という言葉がある。島国、と言えば日本もそう。ただ、イメージとしては、南の島、といったように、もっと小さな島のことを、島と捉えている感覚もある。

島よりも、もっと大きなものとして、大陸という言葉もある。日本は、日本列島であり、日本大陸ではない。

日本列島の狭義の定義としては、北海道、本州、四国、九州の四つの島と、それらに付随する島々とされている。普段、本州に島という印象はないが、定義としては島に含まれる(本州大陸などとも言わない)。

それでは、大陸と島には、どんな違いがあるのだろうか。

大陸と島の違いには、数字や明文化された明確な基準はなく、一般的には、「オーストラリア」と「グリーンランド」が境界線と言われている。

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オーストラリアは、「世界一小さな大陸」であり、グリーンランドは「世界一大きな島」となる(オーストラリア大陸は、グリーンランドの約3.5倍の面積がある)。

わかりやすく言えば、オーストラリアよりも小さい場合、「島」と呼ばれる。

世界一大きい島がグリーンランドなら、逆に、世界一小さい島は、一体どこにあるのだろう。

世界一小さい島(有人島)は、アメリカとカナダの国境にある、サウザンド諸島の一つ、通称「ハブ島」と呼ばれるジャスト・ルーム・イナフ島である。

オンタリオ湖の北東端からセントローレンス川にかけて、1864の大小の島々が点在するサウザンド諸島。

この島々のあいだに国境線があり、アメリカ側の島はニューヨーク州に、カナダ側の島はオンタリオ州に属している。

そのサウザンド諸島の一つに、世界一小さい島、ジャスト・ルーム・イナフ島がある。

このジャスト・ルーム・イナフ島、通称ハブ島は、面積が310平方メートルと、世界一小さい有人島で、島の様子を見ると、素敵な家が建ち、庭があり、木が植わっている。

画像 : ジャスト・ルーム・イナフ島(ハブ島)|Wikipedia

川に浮かぶこの小さな島は、1950年代に保有地を探していたサイズランド家が購入し、住居を建てた。

サウザンド諸島の一つとして認められるためには、「家の面積が30.48平方センチメートル以上あること、家は島の上にあること、少なくとも1本の木があること」という条件があり、サイズランド家は庭に木を植えた。

無事条件を満たし、サウザンド諸島の一つとなったあと、サイズランド家は、この島をジャスト・ルーム・イナフ島と名付けた。

この島は、世界一小さい有人島として、ギネスに認定されている。

ちなみに、「世界一大きい無人島」として、北極海に位置し、カナダのヌナブト準州に属する、デヴォン島がある。

デヴォン島の面積は約55,000km2で、日本で言えば、九州の1、49倍の大きさに当たる。

標高も高く、高緯度であることから、動物もほとんど生息せず、ジャコウウシと小鳥、小動物などが生息するのみとなっている。

降水量は非常に少なく、冬場はマイナス50℃近く、夏場でも精々10℃を超える程度で、乾燥した冷たい砂漠のような世界。地球上で、もっとも火星に似た場所、と言われている。

島内には、ホートン・インパクト・クレーターと呼ばれる巨大クレーターが存在し、これは約3900万年前に、直径約2kmの隕石が落下したことで形成された。クレーターの直径は23kmある。

画像 : ホートンクレーター(Google Earth)

あまりに火星と雰囲気が似ていることから、NASAの撮影した火星の写真はデヴォン島で撮られたものではないか、という都市伝説が流れるほどだと言う。

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