ジブリの本棚
三鷹の森ジブリ美術館には、宮崎駿監督とジブリ美術館がおすすめする絵本や児童書が置いてある、図書閲覧室があるそうだ。
名前は、トライホークス。これは、三羽の鷹(三鷹)という意味だという。
画像 : 三鷹の森ジブリ美術館 2017年12月 マンスリーレポート
窓から光が入り、温もりのある木製の内装に、表紙が見える絵本や児童書が陳列されている。
トライホークスのような本に関する場所、たとえば「ジブリ図書館」のような施設もできたら、きっと多くの人が訪れるのではないだろうか。
森のなかにぽつんとあるロッジのような図書館で、子供向けというより、大人も楽しんで見られる空間がいい。
スタジオジブリのTwitter公式アカウントでは、「ジブリの本棚」と称して、ジブリの映画製作にあたっての参考資料や画集など様々な本が載っている。
ジブリの本棚(1)上段の「日本の食生活全集」から、多くのジブリ作品に登場するご飯が生まれました。 pic.twitter.com/vvdYx71A7k
— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI) January 12, 2021
ジブリの本棚(2)本棚の本を整理してアーカイブしようという話になった時、宮崎さんはこう言ったそうです。「ここに、本があることが大事なんです」 pic.twitter.com/YfdwLab5vY
— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI) January 13, 2021
ジブリの本棚(3)ある日、宮崎さんが本棚の前で美術本を開き、ジーッと見つめていました。「よし!」パタンと本を閉じると本を棚に戻して席へ戻り、記憶を頼りに描いています。「宮さんのオリジナリティの秘密は、思い出せないところを想像で描くこと」と、鈴木さん。 pic.twitter.com/KzdTYs3cgf
— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI) January 14, 2021
ジブリの本棚(11) pic.twitter.com/TFVpc9oQ5l
— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI) March 6, 2021
ジブリの本棚の本は、膨大な量である。若い頃から読書家だったという宮崎駿監督、負けじと鈴木敏夫プロデューサーも読書家で、雑誌の特集では、鈴木さんの愛読書もたくさん紹介されている(鈴木敏夫の本棚にある書籍232冊)。
Twitterでは、「ジブリの本棚」は、その後もときおり掲載されている(「ジブリの本棚」一覧)。
これはまだ先のことになるだろうが、こうした本も置かれたジブリ図書館がいつかできたらいいなと思う。